頚肩腕症候群の症状と治療法、専門医や医療機関など頚肩腕症候群に関する情報を提供しているサイトです。
■頚肩腕症候群とは何でしょう?頚肩腕症候群についての症状や治療法などの情報を分かりやすく提供していきます。
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頚肩腕症候群の歴史

頚肩腕症候群,肩凝り,痺れ,僧帽筋頚肩腕症候群の歴史に目を向けてみましょう。今からおよそ300年ほど前にイタリアで働く人々の病気について書かれた本の中に、書記の病気として記載されています。その後は、電信手の書痙、農夫の手首の病気、鍛冶屋の病気、ピアニストの病気など職業ごとに様々な呼び名が存在します。日本では1950年代頃からキーパンチャーやタイピストなどの中に頚肩腕症候群が見られるようになり、1965年に初めて労災の認定がされました。

1970年代までの間に労災の認定を受けた頸肩腕障害は年間400件あまりにのぼりましたが、その後急激に減少しました。その理由は頸肩腕障害に見られるような上肢の症状に医学的根拠が無いという理由でした。「自覚症状しかない」「レントゲンなどの画像に映らない」「症状の改善がなかなか見られないのはおかしい」などがその例です。

しかし、2001年の整形外科学会の中で労働環境によっては筋骨格系の疾患に要因として作業が深く関与するものがありえる事や仕事が原因でこういう病気が起きてくるということなどを前提に、予防や治療をすべきだと認識されました。
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作業関連性筋骨格障害

世界的規模で多くの人々が苦しんでいる頸肩腕障害や腰痛などの中には、労働に由来して発症したり、労働に規定された生活が発生や悪化によって影響を受ける場合などが多数存在します。頸肩腕障害だけでなく高血圧や心筋梗塞などの虚血性疾患なども作業関連性疾患として知られています。ストレスの多い職場や深夜勤務のある職種などでこれらの疾患にかかる率が上昇している事実があるからです。

この前の記事でも述べましたが頚肩腕症候群は職業病的な要素(パソコンなどの長時間の使用)によっても誘発されると言われており、業務上疾病のひとつとして確立された疾患です。ですから現在では頸肩腕障害や腰痛のような疾患は作業関連性疾患として捕らえる事が世界の常識となりつつあります。日本では今のところ職業性頸肩腕障害、作業関連性筋骨格系障害、上肢障害、頚肩腕症候群などと呼ばれています。コンピュータが仕事だけでなく生活の中にも浸透している現代の状況が浮き彫りとなっています。
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